熱中症で高齢者に見られる症状は?対処法と注意点は?

近年、熱中症の被害が多くみられ、さまざまな対策や注意が呼びかけられています。そのため、私達も日常生活のなかで、”そばにいた人の体調が悪くなり、対応に迫られる”といった場面に遭遇する可能性もあると思います。

今回は、熱中症とおもわれる人にはどのような症状があらわれるのか。特に、高齢者にはどのような注意が必要なのかを見ていきましょう。

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熱中症で高齢者にはどんな症状が現れる?

まずは、熱中症にはどんな症状が現れるのかを知っておきましょう。
症状は大きく分けて4つあります。そして、軽い症状から重い症状へと並べてみると、

①熱失神・②熱けいれん<③熱疲労<熱射病

となります。
また、熱中症には”重症度の分類”があり、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分けることができます。数字が多いほど症状が重くなります。

【重症度による分類と主な症状】
■分類Ⅰ度
日陰で休む、水分補給などの応急処置をとれば対応できる軽症なもの。熱失神と熱けいれんがこれに当たります。

①熱失神
症状:失神、目まい、立ちくらみ
→血液の循環量が減り、脳への血流が一時的に不足した状態

②熱けいれん
症状:筋肉の痛みや硬直、こむら返り
→大量に汗をかくことで血中のナトリウムが欠乏した状態

■分類Ⅱ度
点滴等の処置を受けに、病院へ搬送する必要があるもの。熱疲労がこの中等症に該当します。

③熱疲労
症状:吐き気や嘔吐、頭痛、倦怠感や虚脱感
→大量の発汗による脱水症状が原因

■分類Ⅲ度
すぐに病院へ搬送し、治療を受ける必要があるもの。熱射病がこれに当てはまり、危険な状態だといえます。

④熱射病
症状:意識障害(呼びかけや叩くなどの刺激に反応しない、ひきつけを起こす)、発汗が止まる
→体温調節機能が失われた状態

熱中症の疑いがある高齢者への対処

■熱中症と思われる症状が現れたら
最初に必ず行うのが意識の確認です。意識がどのくらいはっきりしているかを把握することで、この後とる行動が変わってきます。

意識がない場合は、すぐに119番で救急車を要請し、到着するまでは涼しい場所へ避難させ、衣服を緩め、身体を冷やす処置をしておきます。

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■涼しい場所への移動
日なたにいる場合は、屋内や木陰などの日陰へ移動して、ゆっくりと横にさせます。
※特に、転倒に注意が必要です。周りに人がいれば、安全に移動できるよう協力してもらいましょう。

■衣服を緩める
ベルトを緩めてボタンは外しておきます。また、首元、胸元をはだけさせます。これで身体に熱がこもるのを防ぐことができます。

【ここがポイント】
・横になったら足を頭より高くするのを忘れずに!枕を頭には敷かず、足の下に敷きます。これは、脳への血流を良くするのが目的です。

・吐き気がある場合は、仰向けで寝ると嘔吐した際に気管を詰まらせるおそれがあります。必ず顔が横向きになる体勢で休ませましょう。

■身体を冷やす
氷のうや保冷剤などを身体に当てて冷やします。身体を効率的に冷やすには、太い血管がある部位を知っておく事が大切です。
①首
②脇の下
③足の付け根
この三か所を覚えておきましょう。

■水分補給を行う
ここで大切なのは、水分と一緒に”塩分”もとることです。

熱中症|高齢者で特に注意することは?

■水分補給は慎重に
水分補給の際は、むせて気管に入ってしまうことがないように、身体を起こした状態で少量ずつ飲んでもらいましょう。

また、塩分の補給には塩飴も有効ですが、高齢者の場合は喉につまらせることがあるので注意が必要です。

■定期的に様子観察を
定期的に声掛けをしたり、様子観察をおこない、体調に変化がないかチェックしておくことが大切です。
最初におこなった意識の確認で「意識もハッキリしているし、救急車は呼ばなくても大丈夫だろう」と判断したとしても、
・吐き気が強くなった、または吐いてしまった

・意識障害が見られるようになり、自分で水が飲めない
などが見られたら、すぐに救急車を要請しましょう。

まとめ

もしも熱中症の疑いのある人がいたら、今回ご紹介した【重症度による分類と主な症状】を参考にしてみてくださいね。

まずは意識の確認を行ない、早急に救急車を要請する必要があるかどうか判断することが大切です。

特に高齢者は自分で症状に気づきにくいことが多いので、周囲がよく観察して早期発見・早期治療につなげていきましょう。

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