衣替えの時期。
長い間しまってあったスーツを取り出してみると何やら白い斑点が…
「やられた…カビだ(-_-;)」
今回は長期間保管しておくスーツにカビを発生させにくくする方法、コツをご紹介します。
スーツの長期保管でカビを防ぐためにやっておきたい事は?
■まずはクリーニング
スーツは長期間保管する場合は必ずクリーニングに出しましょう。
※スーツに皮脂や汗がわずかでも残っていると虫食いの原因になります。
■クリーニング後
クリーニング店から戻ってきたスーツはそのまま収納せずに、まずはホコリよけのビニールカバーを外して陰干しをします。これは湿気を飛ばしてカビや虫の発生を予防するため、そしてスーツに残った”クリーニング溶剤”を飛ばすために行います(1~2晩程度で)。
■保管する時の注意
①カバーをつけたい場合は、不織布や布など、通気性のある素材の物を使用しましょう。
※ビニールカバーは保管時には使用しないでください。通気性がないため、中に湿気がこもりカビが生えやすくなります。
②収納空間はゆとりをもって、スーツはギチギチに詰め込まないで服と服の間に隙間ができるように収納してください。
※空気が流れるようになり湿気がたまりにくく、カビの防止になります。
■定期的なケア
長期間保存するスーツは2,3ヶ月毎に陰干しをすると効果的です。
クローゼットから出してしっかり陰干しするのが一番ですが、時間がなければクローゼットの扉を開けっ放しにして風を取り込むだけでもかなり違いますよ。扇風機を当てて空気の流れを作ると更に効果が上がりますのでオススメです。
スーツにできてしまったカビ|クリーニング料金は?
■カビが生えてしまった場合の対処
応急処置として自分でカビ取りをする場合、かなり軽度のカビなら消毒用エタノールを使用済み歯ブラシ等につけてブラッシングすると落ちます。
クリーニング店はカビの程度で料金が変わる場合があります。
うっすらとカビが付いている程度であれば普通のドライクリーニングで落ちますが、カビがしっかりとついてしまった場合は別途しみ抜き料金がかかります。
基本のクリーニング代+数百円~1000円程度が目安です。
(※服の素材・シミの種類としみ抜きする範囲で変わります)
まとめ
クリーニング店がつけてくれるビニールのカバー。あれは一時的にスーツをホコリから保護する目的でつけているもので、ビニールをつけたまま服を保管するとカビの一番の原因となりますので、必ず取ってくださいね。
スーツの保管方法とカビ対策についてご紹介しました。
ありがとうございました。