「自宅の机の椅子をバランスボールにしようかな」と検討中。
まず気になるのは、バランスボールの「サイズ」ですよね。バランスボールを椅子として使用する場合は、どのくらいのサイズがいいのでしょうか。
バランスボールに代えることで、どんなデメリットがあるかも知っておきましょう。
目次
バランスボールを椅子代わりに使う|ポイントは机の高さ
私が自宅の部屋にある勉強机の椅子をバランスボールに代えたのは、長年愛用していた椅子が壊れてしまったときでした。ネジがとれただけかと思いましたが、よ~く見てみると、背もたれの溶接部分が完全に真っ二つに。これはさすがに買い換えないとまずい……(汗)
そして、以前から「一度、バランスボールを椅子として使ってみたいな」と思っていたので、これを機に購入を検討してみることに。
通販サイトのバランスボールのレビューを見てみると、椅子としてバランスボールを使っている方が沢山いたので、レビューを参考にしながら思い切って購入しました。
実際に椅子として使ってみて感じたことが2つあります。
①「机の高さとボールの高さが合っていると快適に使える」と、
②「ボールのサイズは通常より大きめが良い」です。
2ヶ月間使った感想を書きました。
記事はこちらです⇒バランスボール 75cmサイズを椅子代わりに使ってみた感想 レビュー
机の高さとボールの高さが合っていると快適に使える
通常、エクササイズ目的でボールを選ぶときは、座ってみて、ひざの角度が90度になり、足の裏が床にぴったりとつく大きさが良いとされています。
ただ、今回のように机の椅子としてボール使うときは、さらに机の高さが大きく影響してきます。ボールに座った状態が、机の高さとシックリこないと作業がしづらいですよね。
私は普段、長時間のパソコン作業をするので、特に「机の台に手・肘をおいた状態」でリラックスできるかどうかが重要でした。バランスボールに入れる空気を何度か調整することで、いちばん姿勢よく、リラックスしてパソコンに向かえる状態にできました。
「机の高さとボールのバランスがしっくりこない」
そんなときは、足台を使うと座り心地が良くなる場合があります。
※足台は、雑誌を数冊束ねて作れば微調整ができますよ。
バランスボールを椅子代わりに使う|大き目のサイズがオススメ
ボールは通常より大きめがいい
「大は小を兼ねる」といいますが、今回、椅子代わりにバランスボールを購入して満足できた理由として、通常よりも大き目のサイズのボールを選択したことが大きかったと思います。
購入を検討していて私が一番悩んだのが、ボールの「サイズ」でした。レビューを見てみると、「自分の身長に対しての適応サイズよりも大きめを選んだらちょうど良かった」という意見があったので、私も大きめのものを購入しました。
机の高さとボールの高さを調整する場合、通常の適応サイズよりもボールをやや大きめにするとしっくりくることがあります。これが、自分の身長にピッタリ合ったサイズを選んでしまうと、机の高さに合うように少し大きくしたいなと思っても、「あ、これ以上大きくできない(汗)」なんてことに。
その点、調整が効く大きめのサイズならしっかり対応できます。
バランスボールは、「空気の量を少なくすると安定感が増す」という性質があるので、既定サイズ以下の大きさで使用すると、座り心地が良くなるというメリットもありますよ。
ちなみに通常のサイズの目安は以下の通りです。
55cm: 150~165cm
65cm: 165~185cm
75cm: 185cm以上
※ボールのサイズは直径です
バランスボールのサイズ具体例:私の場合
私は身長179cmで、75cmサイズのバランスボールを購入しています。机の高さが73cm、ボールは直径67cm程度まで膨らませました。
一見大きすぎるように感じますが、座ってみるとボールがかなり沈んでちょうどいい具合になりました。
もし、「身長に対する適応サイズ」に合わせて65cmのボールを購入していたら、机で使用する場合に私がしっくりきた「ボールの直径67cm」に対して、2cm足らなかったことになりますね。
あと、当然ですが、75cmのボールはかなり大きいですよ。空気を入れるのも一苦労ですw
私は直径67cmまでしかふくらませていませんが、それでも15~20分ほどかかりました。一気にやらずに、途中休憩を入れて膨らませるといいですね。
※足で踏んでふくらませるタイプのポンプを使用しています
バランスボールを椅子代わりに使う|デメリットを知っておこう
バランスボールを椅子代わりに購入することを検討中の方は、どんなデメリットがあるかを知っておくと、いい判断材料になると思います。
バランスボールを椅子代わりに使う場合のデメリット
・冬は座面が冷たい。
クッションをおしりに敷くこともできますが、立ち上がるたびに転がるボールと一緒にクッションが下に落ちます(当然ですねw)夏の使用はまだ未体験なので、まだコメントできません。
※夏の使用感についてはバランスボールを5ヶ月間使った感想のなかで書いています。
こちらの記事です⇒バランスボールを勉強机の椅子にしてみた 夏は蒸れる?汚れに注意
・近くにストーブなど暖房器具を置くことができない。
バランスボールに穴があく可能性があります。
・背もたれがないので、上着をかけれない。
・椅子に乗って、高いところにある荷物をとることができない。
他にも、普段の生活で椅子がなければ困ることがないかチェックしてみましょう。
・人によってはニオイが気になることも
これらのデメリットにも特に不便さを感じなければ、椅子として使ってみても大丈夫でしょう。
バランスボールを椅子に 机の高さとサイズが大事のまとめ
・机の高さとボールの高さの調整が上手くいくかどうかが重要
・通常の適応サイズより大きめのボールを選んだことが、椅子として使うには都合が良かった
バランスボールを机の椅子代わりに使用してみた感想として、以上の2点が大切だと思いました。
「65cmと75cm、どっちにしようか迷ってる」という方は調整の効く大きいサイズがオススメです。参考にしてみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)